1999年4月29日 引越し前日

30日、パリに行ってから 2件目のアパートに引越す前夜。
5月は祝日が多くて 何をするにも休み休み。(まあ祝日ってすごく嬉しいけど☆)一番最初のアパートの大家さんも休みを利用して出かけるって事で エタデリュー(大家さんと立会いで 入居時と部屋の状態が変わっていないかの確認って 言うのでしょうか)は5月4日。でも明日 鍵だけは管理人に返さなくてはならなかったから 掃除掃除掃除!!!
この前々日、親から初荷物が届いた。引越し前だから、小さい箱で。流石親だわ!と思った物はイカの燻製のおつまみ。その名も“お花見気分”いやーツボ突いてるわ〜☆そして ちゃんと見抜いているねぇ、飲んだくれているのを。と早速開封、ベランダに出て その燻製とエッフェル塔の夜景を肴に飲む。
その他 フランスじゃ1000円ぐらいする日本のドレッシングや色々な食材がじゃんじゃん出てくる出てくる・・・(それって引っ越してからでもよかったのでは…と思ったけれど、まあ 親の愛、ってことで。)
そして 待ちに待っていた、私がパリに行って直ぐ、に親に「送ってぇー☆」とリクエストをしていた万歩計と小学校の時の教材で使ったチャッチイ方位磁石☆
パリの街を歩き始めてすぐ、「あれ?」と違和感を感じるのが続いた。日本では方向感覚は悪くない方だったのに 方向を戸惑う事が度々起こる。
「あれ?」「あれ???」となる度 なんでだろう???と考える。特にメトロに乗る度、むず痒さを感じ、ある時「そうか!!!」とそうなる訳が判りました。
空気の振動で、「あ、電車が来るな」と思って無意識に向いた逆の方からメトロ入線。「!!!!!」
車の走行は言うまでも無く日本と逆。そして メトロも逆だったんだー!(あれ?周知の事実???)(RERは日本と同じという事も気付きました)だから繰り出す度に違和感を感じた訳で。私は、どうやら それらを情報源に自分の位置やこれから行くべき方角などを無意識に判断していたみたい、だから方向を見失う事が最初の頃多くて。染み付いた日本の感覚、恐るべし。
という訳で 兎に角方向を正しく把握する為に、ミシュランのパリの地図を見ながら方位磁石で方角を確認して歩こう、なーんて思って リクエスト。
結局、地図も見ず、一人でヒョコヒョコ歩き周っていたから 程なくして大体のパリの地理関係が掴めて 方位磁石を使うような事は殆どなかったけれど・・・
万歩計は、と言うと パリに住むと(みんなそうだと思うけれど)よく歩く歩く。すると一体一日どれぐらい歩いているのか知りたくなってきてリクエスト。
手帳によると・・・
1999年4月27日 万歩計初日  7920歩。翌28日、この日はもう少し歩いて8523歩。
そして1999年4月29日、この日は10669歩☆☆☆うん、体に良いねぇー☆