1999年5月11日(一日遅れの日記) メディカル チェック

a--------a2005-05-12

滞在許可証を取って、行うメディカルチェック。3号線の終点駅にある医療施設まで行く。パリの街中と違って 閑散、寒々として朽ちた感じの町並み。曇り空も相俟って いやーな感じ。
1時15分からだったんだけれど こ、この私が、遅れないように、と普段ではありえない行動をおこし 雨の降る中30分以上前に到着!!!

健康診断は 完璧 流れ作業。

まず身長と体重測定。身長は靴をはいたまま。体重も靴を履き、ウインドブレーカーを着たまま。 視力は片目をテキトーに手で隠して測る。
次はレントゲン。 赤、黄色、オレンジ、黄緑、緑・・・・などカラフルに色分けされたドアが8つほど並んでいて そこの一つに入れられて服を脱いで待機。小さな部屋の中は悪臭が染みついて、 く、苦しい・・・・・
自分の番になったところで反対側のドアが開いて レントゲン撮影。終わったら また元の小さな悪臭漂う個室に戻って服を着て次の検査へ・・・・・

滞りなく全て終わったところで次は最後に問診。
ここまでは流れにのってスムーズに運んだのに 最後にかなり待たさる。何でも先生方はお昼に出てしまったらしい・・・
2時15分頃問診開始。
この日、唯一楽しみだったのが 担当の先生によっては自分の胸部レントゲンを手土産に貰える、という事☆
呼ばれて診察室に入ると、その先生の足元に置かれたゴミ箱の中に山のようにレントゲンが捨てられている!!!この先生、くれないんだー。ガッカリ・・・
血圧を測り食欲はありますか、とか 頭痛はありませんか、とか色々聞かれて、最後に「なにか 質問がありますか?」と先生に聞かれて 即答。

「Please give me that!」

という訳で 大きいレントゲン用の封筒に入れてくれた 私のレントゲン写真をホクホク顔で携えて その日は家路に着きました☆

その後、ずーーーーっと、私の部屋に貼って飾っていて、去年の帰国の時も ちゃんと大切に大切に持って帰って来たと思ったはずなのに・・・出てこない・・・
色々考えた所、「あ!」と思い当たる節有り。
帰国日、フランスでの学生時代の課題など、大切な物は手荷物で持って帰ろうと思って沢山手に持っていたのに、空港のカウンターで重量を、遥かに遥かに遥か〜〜〜にオーバー」って事で 泣く泣く学生時代の作品など、大量に空港のゴミ箱に「ジュテ〜〜〜〜〜〜!!!(捨て〜〜〜)」
一部の物については、超過料金を払って 何とか乗せてもらえたけれど、レントゲンは あの時 作品に紛れて空港に捨ててしまった、気がする・・・

あ〜〜〜〜〜〜〜〜ん、大切な物だから 手荷物にしていたのにぃぃぃ〜(捨てた作品よりもレントゲンの方が悔やまれる・・・)