2000年9月5日 お引越し☆そして一晩中ペンキ塗り☆☆☆

1年以上 愛着を持って過ごした部屋を最終的に掃除して 15時、不動産屋立会いのもとエタデリュー(部屋の状況確認)。
自分で言うのもなんですが かなりキレイに住んでいたので、っていうか入居時に異常なまでに掃除をし それまで以上に清潔・綺麗な部屋に仕上げ(アルコールで消毒までしちゃった☆)その状態をずーーーっと維持しながら住んでいたので(ちょっと潔癖)勿論何もお咎め無し。無事エタデリューが終わる。(そして7月1日の日記にも書いたけれどhttp://d.hatena.ne.jp/a--------a/20050701#p1  後日コーション(敷金)も100%戻ってきた。)
この日から生活拠点となったオートゥイユのアパート。
すぐさま この夜、気に入らない所のペンキ塗り。玄関全体、お風呂場、そしてトイレ。大家に脚立を借りて、手の届かない壁も天井も。(チビッコだから・・・トホホ)
日本から戻ってきたばかりだし 引越しも相俟って肉体的な疲労はかなりのものだったけれど、剣道を7年やっていた精神力、無の境地でカバー☆ペンキを塗り始めた。
だって 気に入らない箇所のある空間にいるのって落ち着かないんだもの。
いざ塗り始めると途中で作業を止める事ができず。平らな木の切れ端に紙やすりを巻いて、ヒビ入っていたそれまで塗られていたペンキを平らに削ったり・・・結局徹夜。そして翌日も手を止めることなく塗り続けること丸一日。丹念に丹念に塗り進め、乾いた所から 更に2度塗りをして 真っ白い壁にしてやったゾ☆イェイ☆
よしこれでなんとか私の空間☆
本当は一番気に食わない居間の緑の壁紙を張り替えたかったのだけれど 「居間の壁だけは駄目!!あれはパピエ ジャポネで(どこがだよっ。日本を勘違いしている・・・)すごく高かったんだから剥がしちゃ駄目駄目駄目!」と私の申し入れを断固拒絶。「でもペンキで上から色を塗るならいいよ」って言われたので それじゃ、白く塗るかー!と意気揚々としたんだけれど・・・。
電話で親にその決意表明をしたら「ペンキの溶剤で接着剤が解けて 壁紙が剥がれてくる危険性もあるから止めておきなさい!」と言われ 確かに剥がれてきても 私の手に負えないので 最悪な、有り得ないで泣く泣く我慢。(でもその後 壁に白い布を画鋲で貼り付けて 自分のイメージに少しでも近づけたけどサー)
さてさて 入居早々「ここが気に入らないから ペンキで真っ白に塗りたい」と言った私に 大家からは「塗るのはいいけれど、ペンキを買う時は私も同行するから」としつこくしつこく言われ、近くのモノプリ(スーパー)に一緒に買いに行った。大家は「玄関は マットで、お風呂場はツヤのペンキで」と指定。まあ アパートは大家の持ち物だからね。だからついてきたのね、と思ってそのセレクションに従う。
レジでお金を払う段になり、いきなり横から大家が「領収書を頂戴」と店員に言う。
ええええっっっ!!!私がお金はらってるんですけどぉ・・・とビックリ。
ははーーーん、会社の経費で落としたいのかーー、って!ちょっと?私がお金払っているんだってばさ!!!!!!
大家、すんごいセコっ。 
ま、フランス人がケチなのはよく解っているし この大家、ドケチな人間だったから仕方ないね。うん。これぐらい目を瞑ります。