2000年5月24日 物件を見に行く(5件目)

a--------a2005-05-24

パリ市内でのアパート探し本格化。2000年の夏は 1年半ぶりに日本に帰ろうと思っていたのでその前に どうしても次のアパートを探しておかなくてはならない、切羽詰った気持になってきた。アパート探しを始めたのが4月ごろ。5月も末になるのに何一つピンとくるアパートが見つからない。
毎週買う パティキュリエール(4月14日の日記参照)と その他 色々な物件情報をあたっても なかなか・・・
 
(写真は2003年5月23日、朝6時12分のエッフェル塔の写真)

学生向けのパリのアパート物件情報提供をする場にも行ってみました。
PEL(Point Etudiant Logement) 21 rue du val de grace 75005
月火木金 14時〜18時、  水 10時〜20時 (2000年当時のメモだから 今は違うかも)
駅で言うと RERのB線のPORT ROYALを出て直ぐ、学生会館みたいな所の(たしか)2階(仏式で1階)に有ります。当時で 学生証、証明写真、それから年会費125フラン(約19ユーロ)を支払えば 色々、学生向けの物件を紹介をしてくれる、という所。
壁にも 色々物件情報が貼って有ったけれど パティキュリエールの方が いい物件がある感じが、私はしたので1度行ったっきりで そこで探す事はしませんでした。

さて 2000年の5月24日は5件目の物件を見に行った。
ついでなので1件目から5件目まで どのような物件だったか、披露☆

*1件目 2000年4月1日訪問  地区:クリシー(ちょこっと郊外)、床面積 39㎡ 2部屋、家賃 3100フラン(約473ユーロ)
却下の理由:2階で 暗い。町並みも暗い。住みたいと思わなかった。

2件目 2000年4月14日訪問  地区:トルビアック(13区 中華街)、床面積 33㎡、新建築、お風呂、キッチン、大きな居間、明るく美しい眺め、中央暖房・温水、カーヴ付、家賃2950フラン+管理費800フラン=3750フラン(約572ユーロ)
却下の理由:地上16階、確かに明るい、けれどなぜかドンヨリした空気・・・ニンニクと干物とドリアンの混ざったような嫌〜な染み付いた臭い。ここは 嫌だ、と思った。そして当時の家賃の水準からしても もう少し安くても有るだろう、と思ったのも相俟って却下。

3件目 2000年4月20日訪問  地区:カルチェ ラタン(5区)、床面積 30㎡以上。友達のアパートの5階に住む人が 次の人を探していると言うので見に行く。
却下理由:キッチンの中にトイレが ど〜〜〜〜んって有る事。そしてキッチンはガスだったけれど ガソリンスタンドで プロパンガスの小さいのを自分で買ってきて 繋げなくてはならない、なんて、危ない&面倒な事を言っていた事。5階エレベータ無しで 風邪を引いたら億劫で出られず、ミイラになりそうだったし・・・その建物、古くて冬は隙間風で寒いのを知っていたし・・・却下。

4件目 2000年4月22日訪問  地区:オウトゥイユ(16区)、床面積 30㎡、3階、コード付、インターフォン付、近代建築、明るく静か、シャワー室、独立トイレ、キッチン、カーヴ付、家賃 3100フラン+管理費250フラン=3350フラン(約510ユーロ)
却下の理由:シャワーだった事と、シャワー室の壁が、大家としてはご自慢だったのだろうが、白と黒のタイル、模様が竹で かなりヤバイ趣味で このタイルは嫌だ!って思った事。閑静な住宅地の中に入りすぎて 耳鳴りがしそうな感じだったこと。その部屋自体は 床がコルクで、暖炉もあったし綺麗だったけれど・・・却下!

5件目 2000年5月24日訪問  地区:トルビアック(中華街)、床面積 35㎡、24階、大きな居間、大きなキッチン、お風呂、独立トイレ、パーキング、管理人付、家賃3500フラン(約534ユーロ)
却下理由:4月14日にも行って、中華街はやめよう、と思ったのに、喉元過ぎればなんとやら・・・物件のうたい文句と面積の広さにうっかりランデヴーを取って行ってしまった。廊下に線香が立ててあったり、むせるような染み付いた臭い・・・24階、確かにすごく明るい、明るいのに、あれ?あれれ?このいや〜な圧迫感は、一体???と 体が受け付けないので却下。
その日の手帳には“明るいのに暗いからダメ〜。”とメモってある・・・

というわけで まだまだ 物件探しが続く・・・