私は 負けない!!!

私の知的財産が 犯されようとしている。
簡単に言うと 私の発表した物をパクって発表しようとしている人がいる。

既に大きな権力と高い地位を持った人間にとってみたら 私のような一個人で活動している弱小者は その権利をないがしろに出来るほどのちっぽけな、取るに足らない立場の人間なんだろう。

フランスで 私を可愛がってくれている人で 近年色々と厄介な揉め事に巻き込まれている人がいる。華奢で、ご病身では有るが その精神力たるや、健康な人間を圧倒させるものがある。
去年、お食事に呼んでくださった彼女は 私にこう言った。
「フランスでは いい加減な人間が多いから、まともに生きている少数派の人が泣く事になるのよ。こうやって不誠実なフランス人に良い様にされて馬鹿にされているのに なすすべも無く結局泣き寝入りしている邦人が沢山いるの。それじゃ、駄目なのよ。自分で自分を守らなくてはいけないの。自分の権利は自分で主張して勝ち取らないといけないのよ。
だから、私は絶対に諦めない。私の権利は主張して守るわ。これがフランスで生き抜くのに大切な事なのよ。覚えておきなさい。」
そういう彼女は 去年、“自分の権利を守る”保険に入っていた。自分の権利が侵害されたと感じた時、法的手段に訴える手伝い等をしてくれるらしい。さすが、おフランス。事実、去年3つだか、訴訟を起こしていたが、1つは結果がでて、彼女は自分の権利を自らの手で勝ち取った。一つは相手側から和解の提案がもたらされた。もう一つはその後の展開を知らない。
彼女が訴訟の為に用意した、電話帳ほどの厚さになった紙の山(彼女が書いた抗議文だったり、色々なコピーだったり・・・)を見せられて いかに自分の権利を守るのが大変か、感じ取った。

日本に帰った今、その言葉を痛感している。

世間知らずが故、大きい力に立ち向かおうとしているのかもしれない。ドンキホーテのようだと笑われようとも、私は近所のドンキホーテのように安売りはしない。ドンドンドンードンキードンキホーテー♪

ただ 幸運な事に いつも何かの時には必ずそうなんだけれど 今回も直ぐに救いの手を差し伸べてくださる方が現れて ありがたく思う。親切な人に支えられながら、自分の権利はキッチリ守っていきたい。私は今まで自分の為に頑張ってきたのだから。その努力を踏みにじる行為は断じて許さん。

だから
私は 絶対に負けない!!!!!!