2004年2月10日 友達帰国

“ニッパチ”
色々な業界で閑散期として、“2月8月”を言われているみたいだけれど 私の業界も日本では閑古鳥の鳴く時期である。それに加えて 航空券が1年を通してみた時に底値だという事も相まって 日本の友人の多くは この時期を選んでパリの我が家に滞在したものです。

去年、2004年の今日は 一人の友人が2月6日から5日間の冬休みをウチで過ごして 日本へ帰って行った日。
この丁度1週間前、2月3日には 別の友人がやはり日本から冬休みとして5日間 ウチに滞在していて帰国して行きました。

こう立て続けに気のおけない友達がうちに滞在して 二人でワイワイ夜通し飲んだり(もちろん翌朝 ちゃんと8時半からの仕事に行っていたけれど。週35時間労働にのっとった職場だったから、終わりが早くて助かったぁ〜)母国語の日本語で、打てば響く相手が傍に居て、話が弾みまくる、そんな楽しい時間を一緒の部屋で彼女たちと過ごしてしまうと・・・その後。
彼女たちは旅の興奮と共に高揚した気分でウチを後にするんだけれど、そこにポツンととり残されてしまった者には やったらガラ〜〜〜〜〜ンとしちゃってて、し〜〜〜んっと冷え切っている部屋。そんな空気に、そうだ、私は一人、異国にいるのね・・・感を強く受けます。 
幾度その感覚を味わった事でしょう・・・

いつも迎えに行くときはワクワクなんだけれどね。
そして
いつも帰った後は一抹の寂しさが残る、そんなキューンとした感情を抱いていた去年の今日。