2004年7月7日 パリ オートクチュール コレクション

a--------a2005-07-07

前日夕方から徹夜で作業をし、朝を迎える。チュンチュン。ねっむぅ〜〜〜。でも元同級生と一緒に、根をつめて最後の作業に打ち込んで、(フランスでは体験していないけれど)なんだか文化祭前日のようなノリで とっても楽しいし充実感があった。心地よい疲労っていうんですかね、うん。
朝9時頃、私は一旦家に帰らせてもらう。徹夜でボロボロの顔&体だったからお風呂に入りたかったのと、ケーブルテレビのNOOSのデッキを返却しなくてはならなかったのと、それからそれから、この日 森英恵さんの最後のパリコレ。ある有力なツテで この貴重なショーを観させてもらえることになっていたので、オートクチュールらしく、正装の着替えを取りに帰りたかった、という訳で。
自分の本来の仕事先には「日本人として 森英恵さんの最後のショーに絶対絶対、どーーーうしても行きたい!!!」と強ち嘘ではない言い訳をして 予めシェフに休みをお願いしておいた。そっちの仕事も残り3日なのに。1日潰してしまって、すみません、シェフ・・・許してちょんまげ〜〜〜☆
諸々の用事を済ませて サントノーレ通りのアトリエに戻る。そして皆で服をラックに番号順に並べ替え、漏れが無いか最後の確認をして小型トラックに積む。(ほんと、小さいメゾンだわ〜。普通は業者がやるのに)そしてショー会場のリボリ通り沿いにある5つ星ホテルに向かう。数日前から突然、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ンとやってきた新参者の私だけれど 皆本当に親切でよくしてくれて☆そのトラックでの移動も、「助手席に乗りなよ」って そのアトリエのシェフと私の2人、助手席に乗せてくれちゃって。皆はトラックの荷台の中・・・。(っていうか居心地悪っ。私こそ荷台で結構ッス)沢山の優しさありがとうー☆☆☆という感じです。
さて ショー会場のホテルについてからは 色々準備。そして いよいよショー!う〜〜ん、やっぱりパリコレはサイコ〜☆それではバックステージの写真を。
     
みんな 背が高くて美しい〜 そりゃモデルだから当然だけれどさ〜。
     デジカメを向けただけで このポーズ。すごっ。
この時、初めて見たモデル。でも他のモデルよりも別格のオーラと超妖艶な空気、悲しいかな、私には微塵も無い色気をムンムン放っていて、ついついピョコピョコ追いかけて写真をバチバチ撮る。
 ショーの直後。客的には良かったショーらしく アラブのお姫様4人がバッグステージに現れた!(元同級生の友達の話によると 翌日、この内2人のお姫様がサロンに来て ぜ〜〜んぶ、お買い上げ☆☆☆だとさ。すごっ。さすがアラブ!桁違いだわ〜)
確かにバックステージに アルジャジーラの記者が取材をしていたなぁ。アラブ諸国では注目、なんでしょう。


その後、森英恵さんの最後のショーを観に。エリゼ宮の裏手にある これまた5つ星ホテル。トイレで着替えて、いざ会場入り。
ショーは感動!!!最後は地響きがする程の拍手とスタンディングオベーション。ブラヴォー!!!!!!ブラヴォーーーーーー!!!!!!!の声が方々からあがる。涙が出るぐらい体で感じたショー。やっぱりオートクチュールは芸術だ〜!!!
   
バッグステージは混み混み。

ちなみに この後 徹夜明けの体を鞭打って 友達と飲みに行く。ウフォッ。翌日は8時半から仕事だったけどさぁー
帰国まで残り24日。